HTML5 Conference 2013へいってきましたー

HTML5 Conference 2013へいってきましたー

備忘録を兼ねて記事を書きますー
ながいです。
☆付きは所感です

#はじめに
*日時:11/30(土) 12:00~
*場所:調布 NTT中央研修センタ
*みたセッション
5つみてきました。
小松健作さん「WebSocket, WebRTC, Socket API, ... 最新Webプロトコルの傾向と対策」
春日井良隆さん「HTML5とIE11とWindows8.1」
轟啓介さん「CSS Regionsを使った新しいCSSレイアウトを作る方法」
河合良哉さん「ブラウザとMIDIの出会いが拓くWebとMusicの新しい世界」
藍圭介さん「Web Audio API 実践的プログラミング」

#セッションの内容に関して
*1stセッション@ルーム6A(#html5j_6a):
「WebSocket, WebRTC, Socket API, ... 最新Webプロトコルの傾向と対策」
NTTコミュニケーションズ 小松さん

・最近はWebプロトコルが次々とでてきている。Websocket,SPDY・・等々。なぜだろう。
 ->これまで20年程にもわたって使われてきたHTTP/1.1に課題があるから。

・HTTP/1.1は、1接続に対してリクエストだけを処理する仕組み。
 なので今のWebにおいて、例えばモバイルからサイトみるとかだと、
 たくさんのリソースをやり取りするので通信の大半が待ちになる場合がある。
 効率性に課題有。

・HTTP/1.1の課題に対して、CSSスプライト、javascriptでパックする等の方法も
 取られてきた。
 そういった中で、GenericにできるSPDYというプロトコルがある。
 SPDYは1つの接続(TCP)で複数のリソースをやり取りできるというもの。

・...じゃあ何でもかんでもSPDYでやればいいの?いやそうではない。
 ちゃんとSPDYが有効な状況なのかどうかちゃんと考えましょう。
 ->SPDYの課題。通信遅延がない状態だと早いが、通信遅延に比例してHTTPSよりも劣ってくる
  - SPDYでは複数のリクエストをまとめる(TCPセッションが1つしかない)分、
   Long fat pipe問題の影響が顕著。
  - SPDYではHead of line Blocking問題が起きると遅くなる。

 ☆あと、リソースが多数のドメインに散らばっていると遅くなると聞いた事があります。
 (TCP接続をいくつも張る事になるので、生かせない。)

・WebRTCについて。P2PをするときにはNAT越えをしないといけない。

・NAT越えをするためにSTUN, TURNが必要。
 ->ipv6になればいらなくなる。

・WebRTCのBaaSサービスをNTT Communicationsでやっている。SkyWayという
 サービス。
 ちなみに、アメリカではそういったサービスがかなり出てきているみたい。

続きは明日以降に書く。